高校生活の中でいちばん思い出に残ってるのは、やっぱり体育祭。
普段は静かな教室の中で過ごしてるのに、この日だけは全校生徒が外に集まって、
大声で応援したり、全力で走ったりして、学校全体がひとつになる感じがした。
特に記憶に残ってるのは、3年生の最後の体育祭。
みんな「今年こそは優勝しよう!」って気合が入ってて、
リレーの練習や応援の準備に放課後まで残ってがんばった。
普段はあんまり話さなかったクラスメイトとも自然と仲良くなって、
「こんなに熱くなれるんだな」って自分でも驚いた。
当日は、朝からドキドキ。応援合戦では声が枯れるほど叫んで、
リレーではバトンを落とさないように緊張しながら走った。
最後の全員リレーでは、クラスみんなの気持ちがバトンに乗ってるみたいで、
本当に心がひとつになってるって感じた。結果は、見事に優勝!ゴールした瞬間、
みんなで泣いて笑って、抱き合って喜んだあの光景は、一生忘れないと思う。
体育祭って、ただ走ったり応援したりするだけじゃなくて、仲間と協力したり、
励まし合ったりする中で、自然と絆が深まっていくイベントだなって思う。
うまくいかないこともあったけど、みんなで力を合わせて乗り越えたことが、
今ではすごくいい思い出になってる。
勉強とかテストの点も大事だけど、こういう一瞬の熱い時間とか、仲間とのつながりって、
高校生活の中ですごく大きな意味があったなと思う。
だから、私の高校生活の思い出で一番って聞かれたら、迷わず「体育祭!」って答える。