ブログ
2025年 8月 24日 模試の当日復習
こんにちは、担任助手1年の鈴木です
今日は、第3回共通テスト本番レベル模試の日です。
模試、お疲れさまでした!
終わったばかりでゆっくりしたい気持ちも分かりますが、
模試は受けて終わりではありません。
実は、自己採点と復習を当日中に終わらせるかどうかが、
その模試の価値を大きく左右すると言っても過言ではありません。
疲れてるし、明日でもいいんじゃない?と思う人もいるかもしれません。
しかし、記憶が新しいうちに復習するからこそ、解けなかった問題が解けるようになります。
今日は、当日にやるべき復習の鉄則をお伝えします。
1.徹底的な自己採点と分析
まずは自己採点です。
答え合わせをしながら、間違えた問題、勘で正解した問題、自信がなかった問題には印をつけましょう。
ここまでは多くの人ができていると思いますが、さらに重要なのは、なぜ間違えたのかを分析することです。
【分析のポイント】
・ケアレスミスなのか?
計算間違い、問題の読み間違いなど、注意すれば防げたミス
・知識不足なのか?
公式を忘れていた、単語の意味を知らなかったなど、インプットが足りないミス
・理解不足なのか?
解法のプロセスが分からなかった、根本的な概念を理解していなかったミス
・時間配分ミスなのか?
時間が足りず、手をつけることすらできなかった問題
2.復習は「解き直し」から始めよう
自己採点と分析が終わったら、すぐに間違えた問題の解き直しを始めましょう
解答解説をすぐに読むのはNGです。
まずは自分の力で、もう一度その問題に向き合ってみてください。
解き直しをしても分からなかったり、やはり間違えてしまう問題が出てくるはずです。
そこで初めて解答解説を読み込みましょう。
このプロセスを踏むことで、どこまで自力で考えられたか、
どこからが自分の限界だったかが明確になり、解説の内容が頭に残りやすくなります。
3.今後の学習計画に落とし込む
当日の復習で最も大切なのは、この模試の結果を次につなげることです。
自己採点と解き直しから見えてきた自分の弱点を、具体的な学習計画に落とし込みましょう。
【計画の立て方例】
・数学の図形問題でいつも間違える→来週は学校の教材を使って図形問題の演習を50問やる
・英単語の知識が足りない→毎日寝る前に単語帳を100個チェックする
・国語の記述問題が苦手→毎日問題集から1問だけ解き、解答解説を熟読する
このように具体的な行動に落とし込むことで、ただ漠然と頑張ろうと思うより、効果的な学習ができます。
模試は今の自分の立ち位置を知ることができます。模試を最大限に活用しましょう!