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2025年 5月 9日 【確認】模試の復習ってしましたか?

こんにちは。担任助手4年の長谷川です。

 

GW期間、皆さん頑張れましたか?

4月末には共通テスト本番レベル模試がありました。

結果を見て

焦りを感じた人、自信を持てた人、成長を実感できなかった人など

さまざまな方がいたと思います。

受験生は刻一刻と受験本番が近づいて来ています。

結果はともあれ、点数が伸び悩んでいる理由を明確にして効率よく勉強していきましょう。

 

さて、

本日は

先述した共通テスト本番レベル模試の復習法について

まとめてみたいと思います。

 


🟦英語リーディング(100点満点)

特に10点~30点付近で留まってしまう人は、単語や熟語の知識が足りていないことが考えられます。

もっと単語や熟語のインプットをしましょう!

40点~60点付近の方は、ある程度読めるけど情報処理が出来ていない方が多いと思います。

特に共通テストは英文の他にも表やグラフといった資料も追加されているので

頭の中を整理しながら解く必要があります。

文中にメモしたり、表やグラフに書き込みを入れるなどして

抜け漏れなく情報を整理していきましょう。

加えて、単語や熟語のインプットも怠らずに!

60点~80点付近の方は、ある程度基礎的な知識はついていると思います。

あとは文章を読むスピードをあげること、答えを導くための情報がどこにあるかを素早くみつけること

迷った問題に時間を使いすぎないことなど些細なスキルを身につけると良いと思います。

以下に、得点帯ごとのアドバイスがついているので参照ください。

《0〜10点》

基礎文法と中学英単語の復習から始めましょう。「主語と動詞がどこか」を見抜けることが第一歩。教科書レベルの英文を1文ずつ、ゆっくり音読+日本語訳。

《10〜20点》

短めの英文を「主語-動詞-目的語」で分解しながら読む習慣を。読んだ英文を日本語にしてみるのではなく、「誰が何をした?」をつかむ練習に切り替えて。

《20〜30点》

英単語帳を音読しながら活用し、単語→文→段落の順に意味を取れるようにしましょう。構文(文の形)を意識して「英語を前から」読む感覚をつかむ。

《30〜40点》

150語程度の英文にチャレンジ。段落ごとの要点を1行でまとめ、「何について書かれていたか?」を明確に。

《40〜50点》

接続詞や指示語(This, that)に注目しながら、文章の流れをつかむ力を養成。選択肢を選ぶ際は「本文のどの部分が根拠か」を意識して選ぶ癖を。

《50〜60点》

文章全体を俯瞰して読む練習を。速読を少しずつ意識しながら、論理展開(対比・例示・因果)を追えるように。

《60〜70点》

過去問や模試の長文問題を時間を測って解き、「どこで詰まったか」を振り返って分析。設問への正確なアプローチ法を確立。

《70〜80点》

評論文中心の長文で、「筆者の主張とその根拠」を図式化して読む。問いに対する答えではなく「どう答えたか」を説明できるように。

《80〜90点》

背景知識が問われる英文や学術的な文章を多読し、「文構造+文脈+語彙」で一貫性のある読みを。要約練習を取り入れると◎。

《90〜100点》

要点把握・全体構造の把握を短時間でできるように。「なぜその解答になるか」を他人に説明できるほどの読解力で完成域に。実戦演習で磨きをかけましょう。


🟦英語リスニング(100点満点)

とにかくリスニングはやらないと伸びません。

前提として、リスニングは「聞くこと」と「意味を取ること」の2つが必要となります。

まず「聞くこと」に関しては、

単語や熟語を高マスでやる時に、音も聞いて正しい発音を覚えましょう!

次に「意味を取ること」に関しては、

単語と熟語の意味をしっかり覚えましょう。

ただ覚えただけでは点数は取れないので、覚えた意味をアウトプットする訓練もしてください。

以下に、点数帯ごとのアドバイスを載せましたので参照ください。

《0〜10点》

まずは「聞いて意味がわかる単語」を増やすことから。中学英語のスクリプト音声を1日5分聞く。意味が取れなかったら文字で確認+リピート。

《10〜20点》

1文単位のディクテーション(聞いて書く)で音のイメージを育てよう。聞き流しはまだ早い。聞いた音=スペル=意味が結びつくように練習。

《20〜30点》

スクリプトを見ながらシャドーイングを開始。1文を「マネして言う」ことができるように。意味を理解してから音にすることが大事。

《30〜40点》

ネイティブの英語(短め)を「場面を思い浮かべながら」聞いてみよう。視覚的な想像を交えたほうが記憶に残る。

《40〜50点》

聞き取れないのは「音がつながるから」。リエゾン・音の脱落(gonna, wannaなど)に慣れよう。英語は“音の流れ”で覚える。

《50〜60点》

シャドーイングを強化。スクリプトなしでも「意味を追いながら」口を動かせるように。短いニュース音声を使ってみよう。

《60〜70点》

実戦形式の会話文・講義文に取り組み、話の展開(主張→理由→具体例)を捉える練習を。聞いた内容をメモに残す力も意識。

《70〜80点》

英検のリスニング素材を使って「一発で要旨をつかむ」訓練を。英語を日本語に訳すのではなく、イメージで処理する感覚を。

《80〜90点》

5分程度の英文で「結論と根拠」をすぐにつかむ。先読みやキーワードへの意識を持ち、聞く前に予測を立てる習慣を。

《90〜100点》

多聴・要約・再現練習をルーティン化。「聞いて即反応」「聞いて内容説明」ができれば合格点。仕上げに模試形式で時間管理を。


🟥国語(200点満点)

《0〜40点》

現代文は「問いの形式」に慣れることが先決。選択肢の引っかけポイントを見抜く練習を。
古文・漢文は単語・文法・句形をセットで暗記。「音読+書写+口唱」で身体に入れる。

《40〜80点》

現代文は、接続語・指示語・因果関係をチェックしながら論理をつかむ訓練。評論文は図解、小説は感情の変化を言語化。
古文は主語補完を意識して訳す。漢文は再読文字・句法の練習+読下し文の作成。

《80〜120点》

評論文は「テーマ→主張→根拠」を軸に読み、小説は心理描写の言葉遣いに注目。
古文は品詞分解と助動詞識別、漢文は句法から意味への橋渡しを意識。背景知識にも触れよう。

《120〜160点》

複数の解釈を想定しながら読む読解力が問われる。評論は「反論・対比」構造、小説は心情変化のプロセスを深掘り。
古文は文学史・作品背景も押さえる。漢文は思想・主題理解まで進める。

《160〜200点》

全ジャンルで「読解→解答→解説→再読」のループを繰り返す。評論は筆者の立場、小説は読者の余韻を感じ取る。
古典は本文の細部・文脈を正確に読み解き、背景知識とリンクさせて完成度を高める。


🟨数学ⅠA(100点満点)

《0〜10点》

まずは教科書・参考書の例題レベルを“見て理解できる”ところまで戻る。計算の基本(分数・符号・平方根)を徹底的に見直す。

《10〜20点》

公式を“使えるように”なることが第一目標。具体的な数字で試す→自分の言葉で説明→類題で練習という3ステップを。

《20〜30点》

典型問題(場合の数・確率・二次関数など)を何度も解き直す。途中式の見直しと“どこで間違えたか”の記録を。

《30〜40点》

ミスの傾向分析+やり直しノートの活用。苦手単元は解説動画や図解を使って視覚化する工夫を。

《40〜50点》

簡単な応用問題に挑戦。問題の“条件整理”と“方針立て”の癖をつける。途中式を丁寧に書いて思考を止めない。

《50〜60点》

時間を測って問題演習。「わかる」だけでなく「時間内に正確に解けるか」を意識。1問ごとに“使った知識”を確認。

《60〜70点》

複数の解法を比較して最も効率的な方法を選べるように。整数問題・論理など“捨てがちな単元”の底上げも忘れずに。

《70〜80点》

模試や過去問に挑戦。問題文から「どんな知識が必要か」を瞬時に判断するトレーニングを。

《80〜90点》

自力で解ける範囲を拡張しつつ、グラフ・図形問題など視覚情報の活用にも力を。応用問題の条件整理力を鍛えよう。

《90〜100点》

苦手単元の克服&「試験時間の配分戦略」を確立。完答率と見直し精度を高め、“確実に取り切る”姿勢で仕上げる。


🟩数学ⅡB(100点満点)

《0〜10点》

ⅡBはとにかく“基礎公式の理解”が命。指数・対数・三角比などの意味とグラフの形を関連づけて覚えることから。

《10〜20点》

基礎問題を紙に書きながら解く。ベクトルや数列は「図や表」を自分の手で書いて理解する。

《20〜30点》

典型問題を解き、計算の工夫を学ぶ。途中式を省略せず「なぜこうしたか」を自分の言葉で説明してみると理解が深まる。

《30〜40点》

公式や定理の“使いどころ”を見極める。数列・図形の融合問題などに時間をかけて向き合ってみよう。

《40〜50点》

過去問・標準問題集で「思考力」が問われる設問にも慣れる。条件整理と論理展開を意識して、完答率を上げる。

《50〜60点》

応用問題に挑戦し、複数のアプローチを試す力を鍛える。数列・ベクトル・微積で「図・式・意味」を結びつけて整理。

《60〜70点》

時間を計って実戦演習。見直し時に「なぜこの方針でいけたか」を言語化して復習の質を高める。

《70〜80点》

融合問題や記述問題への対応力を強化。「定義を使って論理的に説明できるか」が合否を分けるポイントに。

《80〜90点》

計算・方針・見直しまで含めた“ミスのない答案”を追求。実戦形式での演習を重ね、安定した得点力を。

《90〜100点》

難問への対応力と“速さと正確さ”の両立を目指す段階。関数・ベクトル・数列などすべてを横断して活用できる応用力を磨き上げよう。

 

少し簡略化してしまいましたが

次回の6月の模試で成長したと感じられるように頑張ってください。

 

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